船橋市の心療内科・精神科の海神ほっとクリニック
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睡眠時無呼吸症候群(SAS)

主な症状

睡眠時無呼吸症候群(Sleep apnea syndrome:SAS)は、睡眠中の上気道の閉塞あるいは狭窄により無呼吸や低呼吸状態となり、不眠や日中の眠気、疲れが取れないなどの症状が出てくる疾患です。本人は症状をあまり自覚していなくても、家族やパートナーなど一緒に寝ている方から大きないびきや一時的な呼吸停止を指摘されることで気づくケースがあります。起床時の口の渇き、頭痛なども診断の参考になります。抑うつ気分やもの忘れ、注意力の低下を訴える方の背景に睡眠時無呼吸症候群が存在することもあり鑑別疾患として注意が必要です。中年以降の肥満体型の男性が典型例ですが、顔や首周りの身体的特徴によっては痩せている方や女性でもなりうる病気です。

治療方針

睡眠時無呼吸症候群の治療は、まず肥満傾向による気道の圧迫などが原因の場合は生活習慣の見直しやダイエットによる減量、仰向けではなく横向きに寝るなどの対応があります。また、鼻づまりや鼻の症状、扁桃肥大などで呼吸がしづらい場合は耳鼻咽喉科での治療が必要になる可能性があります。

その他の治療法としては、CPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)とマウスピースの作成があります。CPAP療法は鼻にマスクを装着して圧力をかけて気道へ空気を送り、寝ている間の無呼吸を防ぐ機器で広く使われています。マウスピースは専門の歯科で作成ができ装着して眠るだけで、比較的症状の軽い方に向いているとされています。正しい治療をおこなうことで睡眠の質が向上するだけでなく、日中の眠気や疲れが取れ、高血圧や循環器疾患、さらには認知症のリスクの軽減にも繋がります。

睡眠時無呼吸症候群の方がベンゾジアゼピン系の睡眠薬を内服すると、薬剤の筋弛緩効果により余計にいびきや無呼吸が酷くなり睡眠状態が悪化する可能性があるため注意が必要です。そのような経験がある方は一度、睡眠時無呼吸症候群の有無を調べてみても良いかも知れません。

上記のような症状でお困りの方はお気軽にご相談ください。

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